こんにちは、テイガクの前川です。
本日は船橋市から金属サイディング張りのご依頼を受けて、現地調査に来ております。
ご覧いただいている外壁は、おなじみの窯業(ようぎょう)サイディングです。
この外壁ですが、前回他社様で塗装のメンテナンスをされたそうです。
さて、前回はいつ塗装をされたか、何年目の外壁なのか、想像がつきますでしょうか?
答えは7年目です。
なぜ7年目でここまで劣化するのか、理由はここにあります。
外壁に通気層が設けられてないことが主な原因です。
2000年以前に施工された外壁の多くが”直張り工法”とよばれて
下地のボードもしくは柱に直接、サイディングを張る工法が採用されています。
いまではおこなわれていない工法です。
現在は、外壁通気工法とよんで、外壁に通気層を設けて窯業のサイディングを張る工法が常識です。
この直張りがなぜ悪いのか。
理由は湿気や結露による、外壁への負荷が劣化の原因です。
この外壁の下に通気層がないので、このようにシーリングで完全に塞がれています。
したがって、この中に入り込んだ水分が外に排出できない形になっています。
そのため、サイディングが傷むことに加えて、サイディングの表面を保護する塗膜もこのように剥がれてきてしまっています。
このようなフラワーボックスの水の溜まりやすいところは
明らかに窯業サイディングの劣化が進んでいます。
基材がかんぜんに露出しています。
直張り窯業サイディングのご自宅、もしくは集合住宅を所有されているかたは、
塗装にするのか、あるいは金属サイディングでカバーするのか。
直張りサイディングのデメリットを把握したうえでリフォーム方法を検討してください。
以上、テイガクの前川が直張りサイディングの外壁に塗装をした7年目の外壁の様子
について解説をいたしました。
ご視聴ありがとうございます。
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